▶︎JOTARO LIVE♯18 京釜師 吉羽與兵衛先生◀︎
昨日のJOTARO LIVEのゲストは、
京釜師、 吉羽 與兵衛(よしは よへい)先生でした。
茶道には欠かせない「茶釜」を千利休の時代から続く技法を継承して
同じ方法、同じ道具で作り続ける吉羽先生。
電気もガスもある時代に、いまだに炭で一日かけて鉄を溶かし、
現代の効率とは違う時間軸で作業されておられます。
材料としての「土を寝かす」作業は、1年や2年の単位ではなく、
現在使っている土は、なんと先々代が寝かした土!
吉羽先生自身も後世のために土を寝かしているそうです。
子供、孫の世代を視野にいれた、この「伝統」の時間の流れ…。
現在にはない感覚に、衝撃を受けるお話でした。
そして、いつの間にか失ってしまった大事な感覚です…。
一方、幼馴染でもあるお二人ならではのエピソードも。
伝統ある釜職人の吉羽家のことを、
こともあろうにJOTAROは「●●所」と(笑)
仲良しのお二人だからこそでした。
そして、今回のスタッフコーデは「吉羽先生のお茶釜を使った茶会空間に合うコーデ!」でした。
いつもと違い、シーンに合わせたお題で、しかも茶道!
JOTAROの華やかで斬新なテイストですと、茶道の色無地とはジャンルが違うと思われがちです。
ところが、三才工房は「染め屋」。色が主役の色無地は、逆に本領発揮!
今回、 選んだキモノは「斜めボーダー」のシンプルなキモノ。
防染糸(ぼうせんし、染まらない糸)を織り込んだ、滋味深い染めのキモノに、
帯はアメリカの先住民族の紋様からインスピレーションを受けた「ナバホ柄」。
シンプルなキモノにピリリとスパイスを効かせた帯が JOTARO流でした。
色が主役のシンプルなキモノは、似合うかどうかは色次第。
着たことがない色目でしたが、私の髪色やエステ上がり(実話です(笑))の私の肌に
コメントが出ないくらいピッタリでした。
お題のお茶釜の雰囲気にも通じる侘び寂び色でしたね。
録画をぜひチェックください!
吉羽先生ウェブサイト
http://www.yoshiha-yohey.com/history.html
こちらのリンクよりご視聴いただけます。
https://youtu.be/RswkpjOWtzk